- 歴史的古城で造られるリラックの最高峰
■シャトーヌフ ド パプというワインについて
南フランスはコート ディ ローヌ地方で造られるシャトーヌフ ド パプ
モンフォーコンが位置するリラックのローヌ河の対岸に位置する産地がシャトーヌフ ド パプです。
教皇の新しい家となずけられたこの土地は大きな石がゴロゴロと転がるやせた土地にブドウの木が植わっているのが有名です。土壌が痩せているのでブドウ樹は栄養を求めて根を地中深くへ伸ばしていき、水分とともに地中のミネラルや栄養素を吸い上げていきそれをブドウの実に供給していくのです。また地上のゴロゴロとした石は日中の太陽熱を蓄え、夜中に保温の役目を果たすたのです。それにより成熟に大きな影響を及ぼししっかりとしたアルコールのワインが出来ます。
シャトーヌフ・デュ・パプには他にも、砂地、粘土の上にゴツゴツした石灰岩、赤い砂岩という特徴的な土壌も含まれておりシャトーヌフ・デュ・パプに使用できるブドウ品種、グルナッシュやシラー、ムールヴェードル、サンソー、クレレット、ヴァカレーズ、ブールブーラン、ルーサンヌ、クノワーズ、ミュスカルダン、ピクプール、ピカルダン、テレ・ノワールの13種のブドウが組み合わされることでより複雑なワインが出来ます。これらの土壌の組み合わせこそがシャトーヌフ・デュ・パプの真骨頂と言えるのです。
若いうちは強固で熱量の高いワインですが、長期熟成させることで見違えるようなエレガントで美しいワインに変貌するものもあります。
- シャトー ド モンフォーコンについて
11世紀に建てられたモンフォーコン城はローヌ川のほとりにありリラックの土地を眼下にしています。いまでは城主パンス伯爵の息子ロドルフが所有しています。彼はフランス国内やカリフォルニア大学デーヴィス校でワインを学び、シャトーでのワイン造りを復活させました。リラックのテロワールを信じ、オーガニック農法を採用しています。ブドウの平均樹齢は50年以上で、手摘みで収穫される上品で凝縮感のあるワインを造っています。また、先祖の偉業に敬意を表し、特別なキュヴェを生み出しています。そして現在、ロドルフは2018年にワインスペクテーター誌のSmart Buys(毎年コスパの高いワインを造り続けている60名の生産者)に選ばれ、ギド・アシェット誌では2023年度のローヌ最優秀生産者としても選ばれ、その実力が認められています。
現在は畑を60haまで拡張し、リラックを代表する生産者の一人にまで成長しました。
シャトーヌフ ド パプ バロン ド モンフォーコン 2016 750ml
6,600円(税込)
シャトードモンフォーコンは南フランス、コート ディ ローヌ地方にあるリラックという生産地でワインを造っています.そして近年その対岸にある銘醸地シャトーヌフ ド パプも手掛けるようになりました。
シャトーヌフデュパプで13品種のブレンドが認められていることは有名ですが、リラックではそれを上回るなんと18種類ものブレンドが認められているのです。そのリラックで培ったブレンドの技術はシャトーヌフ ド パプでもいかんなく発揮されています。
熱量の高いこのシャトーヌフ ド パプですがその強さを維持しながら熟成による柔らかさと複雑さが少しずつ出てきています。がっつりと赤身のお肉のステーキに真正面から合わしていきたいですね。
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