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ワインノ和ジャーナル このスペインワインなら毎日飲みたい

毎日飲むワインはコレかな

私たちは職業柄、結構毎日違うワインを飲んでいます。それもそこそこの種類を試しています。
それはワインのセレクトショップという仕事だからであって、あくまでも試飲というスタンスなんですね。
では実際いち消費者として「飲む」というとなるとどうでしょう。多様性がワインの魅力と言いながらも、ワインは冒険と発見とか言いながらも(笑)そこはあまり無茶しないかもしれません。

一消費者としていまならこのワイナリーというのがスペインの「ディ アルベルト」です。
スペイン内陸部にある産地ルエダ。ルエダはヴェルデホという白ブドウの産地で白ワインのイメージが強い産地です。
しかしながらディ アルベルトは白ワインもさることながら赤ワインも素晴らしいものを造っています。

ディ アルベルトの赤ワイン用のブドウはテンプラニーリョです。
テンプラニーリョというブドウは偉大な数々のワインを生み出していますが、その個性はなかなか一言では言い表せないとらえどころのないものです。
造り方や一緒にブレンドするブドウによってかなり変化するといわれています。


ディ アルベルトの赤ワインは一言でいううと均整の取れた美しい味わいです。

スペインのワインはよく「土のニュアンス」が強いといわれるのですが、このワイナリーの造りは逆できれいに澄まされたタンニンと果実味のバランスが特徴的です。

そしてテンプラニーリョのパートナーにはカベルネ・ソーヴィニヨンがパートナーとなっています。
ここでのカベルネはエレガンスさと深みを与える役割をしています。

このワイナリーなら毎日でもテーブルにならんでも嬉しいかな。

日本未輸入も限定で入荷します。

美味しくってなおかつコスパがいいということで日本でレギュラー販売されていないワインも入荷しました。

フィンカ ヴァルディモヤ ティント 2019
フレンチオークとアメリカンオークのバリック(小樽)で12か月熟成したものブドウはテンプラニーリョ80%とカベルネ・ソーヴィニヨン20%
オーク、チェリー、バルサミコの香り、すばらしくエレガントで整った骨格、そして飲み飽きしない滋味深い味わいの相当な完成度を持ったワインです。

さてこのワインですが当店のバーコーナー「おさけのジョージ」でも8月おすすめグラスワインとして提供させていただいております。
ぜひお立ち寄りください。