新潟県にあるワイナリー「フェルミエ」で、カベルネドルサ＆カベルネミトスを熟成させるために使用していた赤ワイン樽を、滋賀県は銘酒「萩乃露」を醸す福井弥平商店に送り、日本酒を入れ77 日間熟成させました。しっかりめの赤ワインを最後に熟成させていたことを
考慮し、それに負けないよう、一段仕込みの濃厚な味わいの純米酒を入れ、1℃の冷蔵庫で熟成し、樽の香味がほどよく付いたところで瓶詰めしました。オークの香りと共に、日本酒由来の甘い香りと酸味を感じる刺激的な香りを感じます。熟した梨やリンゴ、白い花の蜜、メープルシロップのようなイメージ。口当たりはまったり濃厚で、バターのような滑らかな旨味と、それを下支えするしっかりとした酸味。余韻も長くリッチで、まさにアマローネのごとく妖艶な味わいと言えます。

原料米: 山田錦100%
精米歩合：60％
アルコール度数：18%
日本酒度：-8
酸度：2.9
アミノ酸度: 1.3
貯蔵樽: 赤ワイン樽（カベルネドルサ＆カベルネミトス）
貯蔵期間：77 日間
貯蔵温度: 平均1℃
ボトリング本数：307 本
コンディション: 火入れ