- 若き兄弟がビオディナミで表現する「ヴァン・ド・シャンパーニュ」
ワイナリーの場所はオーヴ県のジエ・シュール・セーヌ村に本拠地を置いています。昔はブルゴーニュの一部として扱われていた時代もあったりで、位置的にもランスとディジョンの間くらいです。
現在はビオディナミ農法でブドウを栽培し、醸造しており仕上がりの風味はナチュール系シャンパーニュとなります。
畑はオーヴ県の2つの村、ジエ・シュール・セーヌ村とセル・シュール・ウルス村に位置しています。17区画9haあり、70%が南向き斜面、30%が北向き斜面。平均樹齢は約65年、最も樹齢が高い区画では90年と、シャンパーニュでは希少な高樹齢の畑です。(シャンパーニュの平均樹齢は18年!)
品種構成は大部分がピノ・ノワール。白ぶどうは、シャルドネ12%とピノ・ブランが10%、ピノ・ムニエが8%。二人は、フルーリー修業時代にビオディナミ栽培でのぶどう栽培に共感、納得し、2005年からビオロジックへと転換を開始し、2010年からビオディナミの認証をEcocertとDemeterから受けています。化学合成物質を不使用とし、ビオディナミではプレパラシオンと呼ばれる調剤を使用することで、土中微生物の「再活性化」を行っています。「土を耕し調合した自然有機調剤を使用することが、土中微生物のバランスを保つことに繫がっているんだ。」SO2はデゴルジュマン前のみわずかに40mg/Lを添加し、醸造中はほぼゼロとなっています。瓶詰は、ぶどうの開花後の4月を目安としています。多くの生産者が1月に瓶詰めを行いますが、ワインを休ませる時間を長くとることで、1時発酵が終わったばかりでも酒質が安定しておいしいワインになる、とのことです。
ロベール バルビション ブリュット ドゥミ セック NV 750ml
9,460円 8,514円(税込)
シャンパーニュにおいてあまり注目されていなかったオーヴ県の村から出てきたナチュール系の生産者。あまり日本ではなじみが薄いですがドゥミ セックというやや甘口のシャンパンは地元ではよく飲まれているスタイル。ビオディナミで造られた力強さと後口の甘さ、遊び心満載のソフトで柔らかな味わいです。
在庫3個