２０２２年はトスカーナにとって３年連続の暑いヴィンテージですが、その中でも最も暑く、最も乾燥したヴィンテージです。その中でより密度の高さを感じさせる仕上がりが素晴らしい。

取り扱って5年目のヴィンテージになります。毎年ヴィンテージによってさまざまなアプローチの話を聞くのですが結局素晴らしい出来栄えのワインが目の前に並ぶのだからすごい。

隻眼のエノロゴはユーモアとウイットに富みそのつくりはまさに天才肌。ショーン・オキャラハンしかできないぶどうとの対話によって生まれてくるようなあたたかくも繊細な味わい。
よくピノノワール的なスタイルと言われます。その通りですが中身はどこまで行ってもサンジョベーゼのエレガントさをつきつめた造りになっています。この先大変な値上がりをするかもです。

ワイン名：イル　グエルチオ　2022
生産地：イタリア　トスカーナ州
生産者：テヌータ　ディ　カルレオーネ
ぶどう：サンジョベーゼ100